せっかくなのでここでは(これ読んでる人、理外のもの好きと思うので)、
番外コラム的な内容をつらつらと書いておきます。
終末と言うのは、基底法則に属さない全ての現象の事でもあります。
汎ゆる法則は存在の連続を目的とし、
邪魔な他法則全てを廃絶する必要があるからです。
(法則同士はお互いを阻害し合うため、より安定するために他法則は邪魔)
そのため、年老いた宇宙では、
宇宙という『法則』が弱まってしまったため、
他の『法則』が宇宙を駆逐しようとする……という事態が起きます。
これが〝終末”と呼ばれる一連の現象です。
年若い宇宙では、宇宙の法則自体が強固で元気なので、
基底法則外の現象がワーキャー騒ごうと、
最終的に宇宙の恒常性によって消滅させられます。
生まれたての宇宙では、全ての法則が他の法則を吸収して、
基底法則そのものになろうとするので、
様々な法則の入り乱れるカオスな世界になります(神代の時代)。
様々な神様や魔法、竜に妖怪が平行して存在するのがこの時代の特徴です。
全ての存在は『連続する』事を目的としています。
人間は生き続けようと思うし、
原子はより安定した状態になろうとします。
それが全ての『法則』にも適応されると言う話です。
〝終末”とは宇宙の法則が歳をとってしまい、
新たな法則が宇宙を喰らおうとしている状態とも言えます。
