航空自衛隊は30日、鳥取県境港市の空自美保基地で、C2輸送機の配備を記念し、式典を行った。同基地は28日に国内で初めて3機を配備。2020年度までに計10機体制とする。
3機は来年9月まで運用試験を行う。今年12月から一部任務も開始する予定で、順次現行のC1と入れ替える。
C2の格納庫内で行われた式典には隊員ら約540人が参加。基地司令の北村靖二1等空佐は「安全保障環境が厳しさを増す中、航空輸送力の強化は喫緊の課題であり、C2の果たす役割はとても重要だ」と述べた。
C2は全長・全幅44メートル、全高14メートルで、いずれもC1の約1・5倍の大きさ。航続距離も7600キロ(20トン搭載時)とC1の1700キロ(5トン搭載時)を大幅に上回る。離島防衛や国際平和協力活動に迅速に当たることが期待されている。
日本航空自卫队30日在鸟取县境港市的空自美保基地为C-2运输机的部署举行了纪念典礼。该基地28日率先部署了3架,到2020年度结束前将总共部署10架。
这3架运输机将到明年9月底开展运用测试。从今年12月起还将启动部分任务,依次替换目前的C-1运输机。
纪念典礼在C-2的机库内举行,约有自卫队员等540人参加。基地司令、一等空佐北村靖二表示:“当前安全保障环境日益严峻,加强航空运输力是紧要课题,C-2将发挥的作用非常重要。”
C-2全长和全宽为44米、全高14米,均为C-1的约1.5倍大。续航里程也达到7600公里(载重20吨时),远超C-1的1700公里(载重3吨时),有望迅速用于离岛防卫及国际维和行动。
作为日渐老化的C-1运输机的后续机型,从2001年度开始研发C-2,原计划2011年度起部署于美保基地。但因地面试验发现机体强度不足,比计划向后推迟了5年。